目録 |
蛍も夜は勤めの尻 ○吉田伊織・藤村半太夫都の月花○雨夜の竹の小笠間へどこたへず○仏前の花誰かはさし替へて |
女方もすなる土佐日記 ○それの年の噂指切つてこれ○茶臼山松茸狩りの十盃機嫌○半弥が仕出し扇は風の外 |
袖も通さぬ形見の衣 ○子安の地蔵は偽りなし○おもはくの紋楊枝は口に入る物○正月二日の曙の灰よせと |
恨みの数をうつたり年竹 ○文腰張はただならぬ隠れ家○惣じて年ぜんさく殊更若衆○ねだり男髭はむかしになりぬ |
素人絵に悪や釘付け ○京は山難波地引きの沖鱠○筑前のうき名境の浦に流○岡田左馬之助人も悪まず |