目録 |
情の大盃潰胆丸 ○伊藤小太夫さながらの女○衆道中立売の内儀○きのふの小袖けふは形見 |
姿は連理の小桜 ○願状にしるる千之助が心ざし○文章はいもせの階がかり○人のしらぬ情一夜の笹の屋 |
言葉とがめは耳にかかる人様 ○胸をけぶらす仕出したばこ入れ○口ゆゑに切られ損切つたり牢人○山三郎思ひみだるる滝の糸 |
忍びは男女床違い ○人の顔見せおもしろの出見世○近代の風俗お山吉弥が真似○おもひもよらぬ兄様の仕合せ |
京へ見せいで残り多いもの ○古今出来まじき物平八が若衆方○酒ゆゑ夢太郎と我が名を呼ぶ事○女の執心三十日めに惜しや命 |