浮世絵 名所絵(街道絵) |
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浮世絵東海道五十三次47 関(せき) |
坂下 | ←1里24丁 | 関 | 1里18→ | 亀山 |
東海道分間之図 編:遠近道印 絵:菱川師宣 出版年:元禄3年(1690) |
関宿 「関」の名は古代に三関といわれた鈴鹿の関が置かれていたことに由来する。因みに他の二関は越前の愛発(あらち)と美濃の不破(ふわ)。 関宿の東口に伊勢神宮への参宮道(山田街道)への分岐がある。京・大坂方面からの伊勢参りの旅人はここから東海道と別れて伊勢路へ。西口には大和街道が分岐しており、江戸方面から奈良方面への旅人はここで東海道と別れる。広重の保永堂版東海道五十三次・関宿の絵は大名の本陣からの早朝の出立が描かれている。参勤交代の大名、伊勢参りの旅人、東海道を往来する旅人など関宿の往来は活発で交通の要衝であった。天保14年(1843)の記録では本陣2軒、脇本陣2軒、旅籠屋は42軒あった。宿場の中ほどには天平13年(741)行基の創建とされる地蔵院があり、宿場が整備される以前から門前町としても賑っていた。 関宿の特産品に「火縄」がある。火縄は火縄銃の火薬に点火するのに用いるもの。軍事用の用途のほかに煙草の火つけ用として旅人に人気があった。 |
東海道五十三次之内 関・本陣早立 |
絵:歌川広重 出版年:天保4年(1833)~ 版本:保永堂 |
北斎東海道・関 |
絵:画狂人北斎(葛飾北斎) 出版年:享和年間(1801~1803) |
駅路の鈴(東海道五十三次)・関 |
絵:北斎 出版年: |
道中画譜・関 | |
絵:前北斎為一(葛飾北斎) 出版年:天保1年(1830) 版元:東壁堂 |
東海道五十三次・関 |
絵:歌川広重 出版年:天保13年(1841) |
五十三駅景色入美人画・関 |
絵:歌川国貞 出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛 |
東海道五十三対・関 |
絵:歌川広重 出版年:天保年間 |
東海道風景図会・関 | |
絵:歌川広重 出版年:嘉永4年(1851) 版元:錦昇堂 |
役者見立東海道五十三次駅・関 | 五十路の駅・関 |
絵:三代豊国 出版年:嘉永5年(1852) | 絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852) |
双筆五十三次・関 |
絵:三代歌川豊国 歌川広重 出版年:安政1年(1854) |
五十三次図会・関 |
絵:歌川広重 出版年:嘉永年間(1848~1854) |
五十三次名所図会・関 |
絵:歌川広重 出版年:安政2年(1855) |
東海道名所風景 関 | 末広五十三次 関 |
絵:二代国貞 出版年:文久3年(1863) | 絵:国輝 出版年:慶応1年(1865) |
伊勢参宮名所図会 関の追分 | |
出版年:寛政9年(1797) |
東海道名所図会 関・地蔵院 | |
出版年:寛政9年(1797) |
東海道名所図会 関宿 | |
出版年:寛政9年(1797) |
東海道名所図会 関宿・旅籠 | |
出版年:寛政9年(1797) |
東海道五十三駅之図・関 |
絵:長谷川雪旦 文政年間(1818~1829) |
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