浮世絵 名所絵(街道絵) 
 
    

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浮世絵東海道五十三次45 庄野(しょうの)

亀山  ←2里 庄野  27丁→ 石薬師

東海道分間之図  編:遠近道印 絵:菱川師宣 出版年:元禄3年(1690)

庄野宿
 庄野が宿場に指定されたのは寛永1年(1624)。東海道五十三次の宿場の中で最後に加わった宿場。鈴鹿川対岸の村から住人を移動させて宿場町を整備。石薬師宿と同様に伊勢参りの主要ルートから外れているため、往来や宿泊する旅人は少なかったようだ。このため文化12年(1815)に常備する馬を50疋、人足50人に半減する許可を得ている。天保14年(1843)の記録では本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋15軒と小規模の宿場であった。
 庄野宿の名物は「俵の焼米」。これは焼いた米を手のひらサイズの俵に詰めたもの。広重の保永堂版東海道五十三次・庄野に描かれている「白雨(はくう)」の図は五十三次シリーズの中でもっとも傑作な絵として世界的に評価されている。描かれた場所は宿場の東側入口付近と言われるが、はっきりとはしていないようだ。
 

東海道五十三次之内 庄野・白雨
絵:歌川広重  出版年:天保4年(1833)~ 版本:保永堂 

北斎東海道・庄野  
絵:画狂人北斎(葛飾北斎)  出版年:享和年間(1801~1803) 

駅路の鈴(東海道五十三次)・庄野 
絵:北斎  出版年: 

道中画譜・亀山 道中画譜・庄野  
絵:前北斎為一(葛飾北斎)  出版年:天保1年(1830) 版元:東壁堂 

東海道五十三次・庄野 
絵:歌川広重  出版年:天保13年(1841) 

五十三駅景色入美人画・庄野 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛

東海道五十三対・庄野 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 

東海道風景図会・庄野   
絵:歌川広重  出版年:嘉永4年(1851) 版元:錦昇堂 

 役者見立東海道五十三次駅・庄野  五十路の駅・庄野
  絵:三代豊国 出版年:嘉永5年(1852)   絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852) 

双筆五十三次・庄野 
絵:三代歌川豊国 歌川広重  出版年:安政1年(1854)

五十三次図会・庄野 
絵:歌川広重  出版年:嘉永年間(1848~1854)

五十三次名所図会・庄野
絵:歌川広重  出版年:安政2年(1855)

 東海道名所風景 庄野  末広五十三次 庄野
絵:国綱 出版年:文久3年(1863)  絵: 出版年:慶応1年(1865) 

 東海道五十三駅之図・庄野
絵:長谷川雪旦 文政年間(1818~1829) 

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