浮世絵 名所絵(街道絵) 
 
    

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浮世絵東海道五十三次38 岡崎(おかざき)

池鯉鮒  ←3里30丁 岡崎  1里18丁→ 藤川

東海道分間之図  編:遠近道印 絵:菱川師宣 出版年:元禄3年(1690)

岡崎宿
 岡崎宿は徳川家康の祖父・松平清康が享緑4年(1531)に築いた岡崎城の城下町にある。家康は天文11年(1542)に岡崎城で生まれている。天正18年(1590)に家康が関東移封されたのちに秀吉の臣下・田中吉政が城主となり、城下町を整備して東海道を城下町に引き入れる。このとき防御のために街道を屈折させて「二十七曲り」と呼ばれる道筋を作った。 慶長5年(1600)の関ヶ原の戦以降の岡崎城は徳川幕府譜代大名の赴任地となり、岡崎城は「神君出生」の城であり、その城下町は特別視されていた。また矢矧川、乙川の水運もあり商業活動も活発であった。天保14年(1843)の記録では本陣3軒、脇本陣3軒、旅籠屋112軒と東海道宿場の中で屈指の規模の宿場町だった。
 京に向って東海道を歩くと宿場のはずれに名物の八丁味噌の産地八帖町がある。その先は長さ二百八間の東海道第一の橋とされる矢作橋に至る。

東海道五十三次之内 岡崎・矢矧之橋 
絵:歌川広重  出版年:天保4年(1833)~ 版本:保永堂 

北斎東海道・岡崎  
絵:画狂人北斎(葛飾北斎)  出版年:享和年間(1801~1803) 

北斎東海道・岡崎(部分1)  

北斎東海道・岡崎(部分2)  

駅路の鈴(東海道五十三次)・岡崎 
絵:北斎  出版年: 

道中画譜・池鯉鮒  道中画譜・岡崎 
絵:前北斎為一(葛飾北斎)  出版年:天保1年(1830) 版元:東壁堂 

東海道五十三次・岡崎 
絵:歌川広重  出版年:天保13年(1841) 版元:鶴屋喜右衛門

五十三駅景色入美人画・岡崎 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛

東海道五十三対・岡崎 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛

東海道風景図会・岡崎   
絵:歌川広重  出版年:嘉永4年(1851) 版元:錦昇堂 

 役者見立東海道五十三次駅・岡崎  五十路の駅・岡崎
  絵:三代豊国 出版年:嘉永5年(1852)   絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852) 

双筆五十三次・岡崎 
絵:三代歌川豊国 歌川広重  出版年:安政1年(1854)

五十三次図会・岡崎 
絵:歌川広重  出版年:嘉永年間(1848~1854)

五十三次名所図会・岡崎 
絵:歌川広重  出版年:安政2年(1855)

 東海道名所風景 岡崎  末広五十三次 岡崎
絵: 出版年:文久3年(1863)  絵:国輝 出版年:慶応1年(1865) 

 東海道名所図会 岡崎宿
出版年:寛政9年(1797) 

 東海道名所図会 矢作橋
出版年:寛政9年(1797) 

 東海道五十三駅之図・岡崎
絵:長谷川雪旦 文政年間(1818~1829) 

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