浮世絵 名所絵(街道絵) 
 
    

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浮世絵東海道五十三次37 藤川(ふじかわ)

岡崎  ←1里18丁 藤川  2里9丁→ 赤坂

東海道分間之図  編:遠近道印 絵:菱川師宣 出版年:元禄3年(1690)

藤川宿
 赤坂宿から藤川宿までの東海道は山に挟まれた谷あいの道。広重の描いた東海道五十三次・藤川の絵には雪が降り積もる街道風景が描かれているが、現代なら温暖なイメージの東海地方も当時は雪に覆われることもあったのだろうか。藤川宿を過ぎれば岡崎宿までは平坦な道となる。また藤川宿からは三河南部を結ぶ吉良道が分岐し、往来する旅人は多かったようだ。天保14年(1843)の記録では本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋は36軒。旅籠の数が御油、赤坂宿と比べても少ないのは休息する旅人は多くても宿泊する旅人は少なかったと思われる。
 藤川宿の名物は赤坂宿と共通して本宿村で作られる麻細工とされる。十返舎一九の道中膝栗毛には弥次さん喜多さんが藤川宿の棒鼻(宿場の端に立てられた標識)に着くと「茶店の軒ごとに生肴(なまさかな)をつるし、大平皿鉢みせさきにならべたてて、旅人のあしをとどむ」と書かれている。藤川宿から分岐する吉良道を経て運ばれた三河の海で獲れた海産物の料理も宿場の名物だったようだ。弥次さん喜多さんはここでも狂歌を残している。「ゆで蛸の むらさきいろは 軒ごとに ぶらりとさがる 藤川の宿」

東海道五十三次之内 藤川・棒鼻ノ図 
絵:歌川広重  出版年:天保4年(1833)~ 版本:保永堂 

北斎東海道・藤川  
絵:画狂人北斎(葛飾北斎)  出版年:享和年間(1801~1803) 

駅路の鈴(東海道五十三次)・藤川 
絵:北斎  出版年: 

道中画譜・藤川   
絵:前北斎為一(葛飾北斎)  出版年:天保1年(1830) 版元:東壁堂 

東海道五十三次・藤川 
絵:歌川広重  出版年:天保13年(1841) 版元:鶴屋喜右衛門

五十三駅景色入美人画・藤川 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛

東海道五十三対・藤川 
絵:歌川国貞  出版年:天保年間 版元:佐野屋喜兵衛

東海道風景図会・藤川   
絵:歌川広重  出版年:嘉永4年(1851) 版元:錦昇堂 

 役者見立東海道五十三次駅・藤川  五十路の駅・藤川
  絵:三代豊国 出版年:嘉永5年(1852)   絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852) 

双筆五十三次・藤川 
絵:三代歌川豊国 歌川広重  出版年:安政1年(1854)

五十三次図会・藤川 
絵:歌川広重  出版年:嘉永年間(1848~1854)

五十三次名所図会・藤川 
絵:歌川広重  出版年:安政2年(1855)

 東海道名所風景 藤川  末広五十三次 藤川
絵:芳虎 出版年:文久3年(1863)  絵:芳年 出版年:慶応1年(1865) 

 東海道五十三駅之図・藤川
絵:長谷川雪旦 文政年間(1818~1829) 

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