浮世絵 街道絵(浮世絵東海道五十三次) 
 
    

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浮世絵東海道五十三次 江戸・日本橋(えど・にほんばし)

品川 2里 日本橋  

 各宿場のページに記した宿場間の距離は掲載した元禄3年(1690)に刊行された「東海道分間之図」に記載されたものでなく、現在一般的に使用されている距離数字を記載しています。

 東海道分間之図  編:遠近道印 絵:菱川師宣 出版年:元禄3年(1690)

江戸・日本橋
 日本橋が初めて架橋されたのは慶長8年(1603)。橋の長さは28間(約50m)。両国橋の96間(約173m)や永代橋の110間(約198m)に比べれば小さな橋ではあるが、慶長9年(1604)に江戸時代の主要交通路である五街道(東海道、中仙道、甲州道中、日光道中、奥州道中)の起点として定められ、以来日本の物流、商業の中心地として発展してきた。現在も地名として残る大伝馬町、小伝馬町はかつての伝馬制物流の名残であり、日本橋茅場町、日本橋兜町、日本橋人形町など日本橋を冠した町名が多く残っている。
 江戸時代、日本橋を題材とした浮世絵は数多く描かれている。その多くは背景に江戸城、富士山が描かれ、日本橋は交通の要衝、商業の中心地であるばかりでなく日本を代表する名所であった。江戸土産の浮世絵に日本橋を描いた1枚は欠かすことができなかったと想像できる。
 日本橋から最初の宿場、品川宿までは2里の道程。江戸湾を左に見て江戸の玄関口高輪の大木戸を通る道筋には品川宿まで家並みが続いている。僅か一時(約2時間)も歩けば到着する。


 東海道五十三次之内 日本橋・朝之景
 絵:歌川広重 出版年:天保4年(1833)~ 版元:保永堂

 道中画譜・日本橋
  絵:前北斎為一(葛飾北斎)出版年:天保1年(1830)

 東海道五十三次・日本橋
  絵:歌川広重 出版年:天保13年(1841)

五十三駅景色入美人画・日本橋 
絵:歌川国貞 出版年:天保年間

東海道五十三対・日本橋 
絵:歌川国芳 出版年:天保14年(1843)~弘化4年(1847) 

 東海道風景図会・日本橋
  絵:歌川広重 出版年:嘉永4年(1851)

 役者見立東海道五十三駅・日本橋  五十路の駅・日本橋
  絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852)    絵:三代歌川豊国 出版年:嘉永5年(1852) 

双筆五十三次・日本橋 
絵:三代歌川豊国 歌川広重 出版年:安政1年(1854) 

五十三次図会・日本橋
絵:歌川広重 出版年:嘉永年間(1848~1854)

五十三次名所図絵・日本橋
絵:歌川広重 出版年:安政2年(1855) 

 東海道名所風景 日本橋  末広五十三次 日本橋
絵:三代歌川豊国 出版年:文久3年(1863)  絵:二代歌川国貞 出版年:慶応1年81865) 

 江戸名所 日本橋
絵:歌川広重 出版年:嘉永6年(1853) 

 江戸名所 日本橋
絵:歌川広重 出版年:天保14年(1843)~弘化4年(1847) 

江戸名所記・日本橋の図 江戸雀・日本橋の図
絵・作:新井了意 出版年:寛文2年(1662)  絵:菱川師宣 出版年:延宝5年(1677) 

 絵本江戸みやげ 日本橋風景
絵:鈴木春信 出版年:宝暦3年(1753) 

 江戸名所図会 日本橋の図
絵:長谷川雪旦 出版年:天保5年(1834) 

 日本橋真景 
絵:歌川広重 出版年:天保14年(1843)~弘化4年(1847)  

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