浮世絵 名所絵(街道絵)
 
    

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木曽街道六十九次 1
絵:溪斎英泉 歌川広重 出版年:天保6年(1835)~天保13年(1842) 版元:保永堂 錦樹堂 

 木曽街道  1  2  3

 木曽街道六十九次はは天保6年(1835)から天保13年(1842)にかけ、木曽街道(中仙道)の板橋宿から大津宿まで69宿に加え、起点の日本橋と中津川宿の替絵1枚を加えて71枚の浮世絵が出版された。このうち国立国会図書館のデジタル化資料には日本橋、草津追分、大津および中津川の替絵の計4枚が欠落しており、本サイトには67枚を掲載しています。
 当初は渓斎英泉が担当して日本橋から本庄宿までの11枚を順番通りに、その後は飛び飛びに13枚を描いて計24枚を描く。しかし何らかの理由で歌川広重が受け継ぎ69次を完成させている。英泉が描いた岩村田宿の絵は、名所絵には不似合いな喧嘩の場面が描かれており、英泉がこの企画から外された(それとも自ら降りた)のは版元とのトラブルが原因であったことを暗示しているようだ。版元も当初の保永堂から錦樹堂に替わっている。
   

板橋宿 渓斎英泉     

蕨宿戸田川渡 渓斎英泉    

浦和宿浅間山遠望 渓斎英泉 保永堂

大宮宿富士遠望 渓斎英泉 保永堂 

上尾宿加茂之社 渓斎英泉 保永堂 

桶川宿広原之景 渓斎英泉 保永堂 

鴻巣吹上富士遠望  渓斎英泉 保永堂

熊谷宿八丁堤景 渓斎英泉 保永堂 

深谷宿 渓斎英泉 保永堂 

本庄宿神流川渡場 渓斎英泉 保永堂 

新町 歌川広重 錦樹堂 

倉賀野宿鳥川之図 渓斎英泉 保永堂 

高崎 歌川広重 保永堂 

板鼻 渓斎英泉     

安中 歌川広重 錦樹堂 

松井田 歌川広重 錦樹堂 

坂本 渓斎英泉     

軽井沢 歌川広重     

沓掛宿平塚原雨中之景 渓斎英泉     

追分宿浅間山眺望 渓斎英泉     

小田井 歌川広重     

岩村田 渓斎英泉      

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