浮世絵 南総里見八犬伝

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 南総里見八犬伝 2 (第九輯) 
読本 98巻  絵師:柳川重信 他   作者:曲亭馬琴  出版:文化11年(1814)〜 版元:山崎平八 他 


 第1輯〜第8輯 (南総里見八犬伝1)へ 


 第九輯 上套 六冊  出版年 天保6年(1835)  

 巻之一 第92回 二犬路を分かちて一犬路を資(たす)く
      孤忠(こちゅう)くつわにすがりて衆悪を訴える
第93回 乗り物に座して守如(もりゆき)主を救う
      川を隔てて孝嗣(たかつぐ)志を演ぶ 
 新本
 巻之二 第94回 高畷の板橋に道節(どうせつ)戦馬を放つ
      五十子(いさらご)の城に信乃の姓名を留む
第95回 頭鎧(かぶと)をきりかけて忠興凱旋す
      鼓盆(こぼん)の悼み定正過(あやまち)を知る 
 新本
 巻之三 第96回 管領議を容れて良臣を疑う
      郷士義によりて大敵を俟(ま)つ 
第97回 良将征せずして地を二總に広くす
      兇賊心なくして自(みずから)積悪を訴える
 新本
 巻之四 第98回 盗人の従者偸走(ぬすみはし)りて盗人に殺される
      賊(ぬすびと)の棲家に宿りて盗人賊難を免れる
第99回 素藤(もとふじ)鬼語を聞きて黄金水を施す 
      遠親(とおちか)邪説に惑うて館山城をさわがす 
 新本
 巻之五 第100回 舊當(きゅうとう)招きに応じ土民ますます憂う
       反魂術を異にし美人いよいよ奇なり
第101回 老尼計りごとを薦めて舊祠新たに葺(ふか)る
       逆将人を樹にして公子護(まもり)を喪う 
 新本
 巻之六  第102回 伏姫(ふせひめ)霊をあらわして敗損を補う
       義成(よしなり)兵を留めて家訓を聴く
第103回 里見源老侯富山に亡女を弔う
       犬江親兵衛高峰に勍寇をとりひしぐ 
 新本



 第九輯 中套 七冊  出版年 天保7年(1836) 

 巻之七 第104回 老侯に謁して親兵衛神助を訴える
       奇特に驚きて刺客(しのび)等おのおの帰順す
第105回 名山霊有り枯樹(こじゅ)復(ふたたび)花咲く
       逃客、路なし老侠とりこをたてまつる 
 新本
 巻之八 第106回 青海波を牽(ひか)して景能 稲村より来る
       黒闇夜を犯して曼讃信(まさし)館山に赴く
第107回 犬江親兵衛活きながら素藤(もとふじ)を捉える
       里見御曹司優(ゆたか)に陣営に還る 
 新本
 巻之九 第108回 義成、仁を旨として刑(しおき)をゆるくす
       貞行(さだゆき)主に謁してかちを奏す 
第109回 八百尼山居に敗将を誘引(いざな)う
       濱路姫病床に寃鬼に襲わる
 新本
 巻之十 第110回 反間の術妙椿(みょうちん)犬江を遠ざく
       妖書のわざわいまさし妙眞に辞別す
第111回 妖尼(ように)庭に衆兇をつなぐ
       素藤(もとふじ)夜舊城を襲う 
 新本
 巻之十一 第112回 君命を受けて清澄 再叛の賊を伐つ
       機変をめぐらして素藤牛狼の囚われを放つ 
第113回 さんがんの瓶里見侯を醒ます
       一級の首(こうべ)南彌(なみ)六をうやまう
 新本
 巻之十二上  第114回 義侠元(こうべ)をうずめて郭のなを遺す
       神霊魔を懲らしめて處女を全うす      
 新本
 巻之十二下  第115回 前面(むかい)岡に太刀自(おおとじ)孝嗣を救う
       不忍池に親兵衛河鯉を釣る 
 新本



 第九輯 下套上 五冊  出版年 天保8年(1837) 

 巻之十三・十四 第116回 賢士重ねて犬士を知る
       政木はじめて政木を詳(つまびらか)にする
第117回 恩にこたえて化龍升天を示す
       津(わたり)を問うて犬童風涛に悩む 
 新本
 巻之十五 第118回 両国河原に南客北人に逢う
       千千三畷(ちちみなはて)に師弟奸婬をほふる
第119回 来路を説きて次團太きびにつく
       余談を尽して親兵衛扁舟を促す  
 新本
 巻之十六 第120回 命令を伝えて使臣征伐を正しくす
       一葉を献して窮士前行(ぜんけん)を償う
第121回 天資神祐石門牢戸を劈(つんざ)く
       犬江親兵衛魔を破り賊をたいらぐ 
 新本
 巻之十七 第122回 勲功を譲りて親兵衛法会に赴く
       賞禄を後にして安房侯寒郷を温す 
第123回 小乗楼に一僕故主に謁す
       ちゅ大庵に十僧法筵(ほうえん)を資く
 新本
 巻之十八 第124回 師名を守りて星額遺骨をもたらす
       残捨を受けて禍鬼(まがつみ)を告ぐ
第125回 逸疋寺(いつびきじ)に徳用二三士と謀る
       退職院未得名詮諌(いさめ)て得ず  
 新本



 第九輯 下套中 五冊  出版年 天保9年(1838) 

 巻之十九 第126回 仮捕使(かふし)三路に兵(つわもの)をやる
       義兄弟両林に悪を懲らしめる
第127回 ちゅ大庵の厄に親兵衛伴を喪う
       石菩薩の前に信乃応報を悟る   
 新本
 巻之二十 第128回 犬士露宿(のじゅく)して追手を迎える
       老僧ふくさをかかげて冥罰を示す
第129回 忠僕死につかまつる霊仏の起本
       孝子京を去る傳燈の法みゃく 
 新本
 巻之二十一 第130回 里見侯白浜に旅?(りょしん=ひつぎ)を葬る
       大法師穂北に客情を果たす
第131回 八行霊玉(くしたま)光を良主にとす
       九歳の神童氏(くしわらべうじ)を花営に請う 
 新本
 巻之二十二 第132回 金碗(かなまり)後無して更に後あり
       姥雪、望みを失いてかえって望みを遂ぐ
第133回 客船をそそのかして水寃鬼酒を沽る
       波底に沈みて海龍王仁(まさし)を刺さんとす 
 新本
 巻之二十三 第134回 苛子(いらこ)の海中に興保 千金を探る
       蕃山(はやま)の窮難に照文一将に逢う
第135回 渥美浦に便船紀二六を送る
       管領邸に禍鬼(まがつみ)親兵衛をとどむ 
 新本



 第九輯 下帙之下 甲号 五冊  出版年 天保10年(1839) 

 巻之二十四 第136回 政元(まさもと)権を弄びて正副使を分かつ
       犬江別れに臨みて忠良僕を借る
第137回 能弁軍記を講じて餅をすくむ
       窮鳥ふる巣に還りて巧みに囀(さえず)る  
 新本
 巻之二十五 第138回 士卒矛盾して自家(みかた)を防ぐ
       餅書(べいしょ)教えに因って秘密を告ぐ
第139回 五條の頭(ほとり)に代四郎宿憂を啓(ひら)く
       撃剣(たちあわせ)の場に親兵衛武芸を見す  
 新本
 巻之二十六 第140回 犬江仁名(まさしな)を華夏(みやこ)に揚ぐ
       左京兆恩(めぐみ)を東臣に厚くす
第141回 悪報明を失うて更に懺悔を事とす
      神助ねたみに因りて却って冥罰と成る 
 新本
 巻之二十七 第142回 両滅をしびて偽りの文をのこす
       故事を尋ねて政元(まさもと)名画を疑う
第143回 虎眼に點(てん)して巽風公文ちょうをさわがす
       衆口をいとうて京兆禄斎屋を誅す 
 新本
 巻之二十八 第144回 犬江前諾して関符を請う
       澄月が一謀五虎を殲(ころ)す
第145回 五頭を献(たてま)つりて衆奸卒数頭を喪う
       脚小(あしよわ)を柩にし悪師手足をたする  
 新本



 第九輯 下帙之下 乙号上套 五冊  出版年 天保11年(1840)   

 巻之二十九 第146回 白河山に代四郎小姐を救う
       談講谷に親兵衛とらを射る
第147回 紀二六(きじろく)月下に眞刺に逢う
       親兵衛湖上に三関を破る 
 新本
 巻之三十 第148回 頓知のはたらき従者妙に利(き)く
       奸詐の悔い執権還るを送る
第149回 石薬師の堂に賢少年朝賞をいろう
       東山の銀閣に老和尚驕君を醒ます 
 新本
 巻之三十一・上 第150回 照文(てるぶみ)二書を捧げて東藩に還る
       両侯衆議を聴き京信(きょうしん)をゆるくす 
 新本
 巻之三十一・下 第151回 七犬兵を練り夢想三使を遣る
       定正(さだまさ)将を連ねて水陸大軍を起こす 
 新本
 巻之三十二 第152回 憲重、憲儀(のりかた)聚兵使いを同じくす
       行包(ゆきかね)在村忠奸諌めを異にす
第153回 毛野計りごとをたてまつる八百八人
       ちゅ大命(おおせ)を聴く善巧方便 
 新本



 第九輯 下帙之下 乙号中套 五冊  出版年 天保11年(1840)  

 巻之三十三 第154回 百中売卜(ばいぼく)両将軍をいざなう
       風外風術巽二を招く
第155回 豊俊(とよとし)時を得て恩赦を請う
       妙眞(みょうしん)愁訴して軍役に入る 
 新本
 巻之三十四・上 第156回 貞行(さだゆき)奥によせておきなごを留む
       毛野明らかに察して死囚を免(ゆる)す
第157回 上総の民孝義再恩を稟(う)く
       安房侯(あわのきみ)仁心軍令を定む 
 新本
 巻之三十四・下 第158回 瀧田の三士生け捕りをたてまつる
       扇谷の間諜(しのび)偽使いを導く 
 新本
 巻之三十五・上 第159回 助友(すけとも)忠諌父の志に代る
       信隆(のぶたか)機変族の兵を借る
第160回 衛士相挑む両枝の花
       名将許容(ゆるしい)る内応の質  
 新本
 巻之三十五・下 第161回 重時(しげとき)異同両姓に逢う
       義任(よしたか)藁人三勇を先にす  
 新本



 第九輯 下帙 下編之上 五冊  出版年 天保12年(1841) 

 巻之三十六 第162回 悌順(やすより)慈善生口(いけどり)を流す
       荘介(そうすけ)信義三舎をさく
第163回 荘介伏を設けて夜将衡(まさひら)をとりこにす
       小文吾勇をふるって鷲熊を撃つ 
 新本
 巻之三十七 第164回 残兵刃を奪いて窮君を売る
       水軍船を寄せて敗将を載す    
 新本
 巻之三十八 第165回・上 一虜を挟(わきはさみ)て現八橋梁を断つ
       火猪を放ちて信乃戦車を焼く 
 新本
 巻之三十九 第165回・下 一虜を挟(わきはさみ)て現八橋梁を断つ
       火猪を放ちて信乃戦車を焼く 
 新本
 巻之四十 第166回 衆侠を以て孝嗣(たかつぐ)源公子を援(たす)
       西使を果たし来て仁(まさし)景春を敗走す
 新本



 第九輯 下帙 下編之中 五冊  出版年 天保12年(1841) 

 巻之四十一 第167回 奔馬(ほんば)逃げるを追い犬江暴雛禽を籠にす
       再戦の場に親兵衛五知己(ごちき)に会す
第168回 三陣を衝突して霊猪再功を奏す
       奮恩を報答して戌孝(もりたか)前言を全うす
 新本
 巻之四十二・上 第169回 野杭を抬出(せりいだ)されて親兵衛賜物を受く
       風葉を帚除(そうじ)して諸勇士立談する
第170回 神薬施し得て敵兵再生す
       現八矢を抜きて水死の将を救う 
 新本
 巻之四十二・下 第171回 神変を操りて伏姫の初陣を華やかにす
       舊君に謁して信乃父祖の忠義をつまびらかにす 
 新本
 巻之四十三・四十四 第172回 定正水路(ふなじ)に大兵をやる
       音音(おとね)江中に一船を焼く 
第173回 数艘を借りて大角義武を?ゆ
       降旗を建て豊俊定正を愚かにす
第174回 万里一水道節(どうせつ)小仇を射る
       八百八人毛野大敵をみなごろしにす
 新本
 巻之四十五 第175回 南彌(なみ)六霊を顕(あらわ)して子をたすく
       禮儀(まさのり)時を失ふて時になすこと有り 
第176回 禍福反覆して三士功を同じくす
       追兵逼りて忠臣主をすくふ
 新本



 第九輯 下帙 下編之下 結局編 十冊  出版年 天保13年(1842) 

 巻之四十六 第177回 一顆の智玉 途に一騎の驕将を懲らす
       四個(よたり)人質 却って二人の人質をとる
       建芝道場毛野守如(もりゆき)の墓に謁す
       湯島の茂林に道節(どうせつ)三敵を破る 
 新本
 巻之四十七・上 第178回上 有種(ありたね)恥をきよめて郷党を復帰す
        ちゅ大水陸に衆鬼を済度(さいど)す 
 新本
 巻之四十七・下 第178回下 里見諸将士稲村の城に凱旋す
        安房侯博愛隣国の窮民を賑わす  
 新本
 巻之四十八 第179回上 照文、帰束(きとう)して房総福多し
        東西和睦して両国津(わたり)を開く 
第179回中 義成(よしなり)十二敗将に面す
        助友、秘封(ひほう)一匣を受く 
 新本
 巻之四十九 第179回下 戌孝(もりたか)孝を全うして故君に別れる
        孝嗣(たかつぎ)義によりて舊主に辞ふ  
 新本

 巻之五十  第180回上 一姫一僧死生栄貴を等しくす
        孝感力芸詠歌奇異を賛す
第180回中 義成、功臣を重賞して八女を妻(めあわ)す 
 新本
 巻之五十一  第180回下 信隆(のぶたか)舊城に還任して罪過を免れる
第180勝回上 孤龍化石を残してちゅ大蝉脱す
          八行壁(たま)を反して八行十世に伝う
          信隆宗?(むねみつ)古江に孝嗣に逢う 
 新本
 巻之五十二  第180勝回中 延命寺に義成牡丹花を賞す
          富山の窟に念戌遣題の歌を見る 
 新本
 巻之五十三・上  第180勝回下・大団円
        犬士退隠して天命を楽しむ
        諸将の得失其のおわりを備(つぶさ)にす 
 新本
 巻之五十三・下 回外剰筆 頭陀枕中(づだしんちゅう)を話説す四十八城
       稗史(はいし)本傳を大成す二十八年 
 新本

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