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巻之七 |
第104回 老侯に謁して親兵衛神助を訴える
奇特に驚きて刺客(しのび)等おのおの帰順す
第105回 名山霊有り枯樹(こじゅ)復(ふたたび)花咲く
逃客、路なし老侠とりこをたてまつる |
新本 |
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巻之八 |
第106回 青海波を牽(ひか)して景能 稲村より来る
黒闇夜を犯して曼讃信(まさし)館山に赴く
第107回 犬江親兵衛活きながら素藤(もとふじ)を捉える
里見御曹司優(ゆたか)に陣営に還る |
新本 |
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巻之九 |
第108回 義成、仁を旨として刑(しおき)をゆるくす
貞行(さだゆき)主に謁してかちを奏す
第109回 八百尼山居に敗将を誘引(いざな)う
濱路姫病床に寃鬼に襲わる |
新本 |
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巻之十 |
第110回 反間の術妙椿(みょうちん)犬江を遠ざく
妖書のわざわいまさし妙眞に辞別す
第111回 妖尼(ように)庭に衆兇をつなぐ
素藤(もとふじ)夜舊城を襲う |
新本 |
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巻之十一 |
第112回 君命を受けて清澄 再叛の賊を伐つ
機変をめぐらして素藤牛狼の囚われを放つ
第113回 さんがんの瓶里見侯を醒ます
一級の首(こうべ)南彌(なみ)六をうやまう |
新本 |
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巻之十二上 |
第114回 義侠元(こうべ)をうずめて郭のなを遺す
神霊魔を懲らしめて處女を全うす |
新本 |
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巻之十二下 |
第115回 前面(むかい)岡に太刀自(おおとじ)孝嗣を救う
不忍池に親兵衛河鯉を釣る |
新本 |