浮世絵 江戸の四季
 
    

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江戸の四季・春 梅見
 

 亀戸梅屋敷の図 
絵:三代歌川豊国  

 春が訪れたことを真っ先に知らせてくれるのが梅も花。江戸の人々が梅見に出掛ける場所として亀戸の梅屋敷、向島の新梅屋敷(百花園)、蒲田の梅園などが有名。その中でも亀戸梅屋敷は水戸光圀、八代将軍吉宗が訪れたこともあり、最も人気の梅見の名所であったようだ。亀戸梅屋敷には「臥龍梅(がりゅうばい)」と名付けられた梅の木がある。伸びた枝が垂れて地中にもぐり、再び立ち上がる様子を龍が臥している姿に見立て名付けられたようだ。この梅の木を題材として歌川広重も何枚かの浮世絵を描いている。残念ながら臥龍梅は明治になってから水害により枯れてしまった。江戸時代の亀戸梅屋敷は閉鎖となったが、現在は近くの亀戸天神内の梅園が梅の名所となっている。 

東都名所 亀戸梅屋敷ノ図
絵:歌川広重 

 東都三十六景 亀戸梅やしき    名所江戸百景 亀戸梅屋舗
 
絵:歌川広重    絵:歌川広重 

 名所江戸百景 蒲田の梅園    無題
 
絵:歌川広重    絵:重宣 

 東都歳時記 蒲田村梅見
絵:長谷川雪旦 

  今様見立 春の梅
絵:三代歌川豊国  

  夜の梅
絵:歌川国芳  

  梅の魁
絵:歌川国芳  

  浮世年中行事 きさらぎ
絵:歌川国貞  

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