浮世絵 江戸の四季
 
    

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江戸の四季・春 正月
 

 江戸名所 洲崎はつ日の出
絵:歌川広重 

 名所江戸百景 神田明神曙之景    
   江戸時代の正月も現代の正月も、行事そのものはそれほど変わっていないように思う。初日の出を拝むため朝早くから日の出の名所にでかけるのは今も江戸時代も変わっていない。愛宕山や湯島、神田明神などの高台や、品川、高輪などの海沿の見晴らしのいい場所には多くの人が詰めかけた。なかでもで深川洲崎の堤は江戸一番の初日の出の名所であったようだ。洲崎の堤は深川木場の南端に細長く張り出した堤。南に江戸湾、東に房総、西に富士山を望むことができる景勝地。堤の端には洲崎弁財天の社もあり、初日の出を拝んだ後には初参りもできる。
 この時代に親が子供にお年玉をあげる習慣があったかどうか詳しくは調べていないが、お金ではなく玩具をあげていたようである。浮世絵や絵草子には凧が空高く舞っている様子を描いたものが多くある。凧などの玩具をお年玉として渡すのは一般的であったのかもしれない。昭和20年代前半に生まれた私が小学校低学年の頃にもらったお年玉は現金だったが、そのお金で凧を買えばほぼ残りはなかった。私は江戸時代の子供と同じ境遇であったようだ。
絵:歌川広重     

 銀世界東十二景 雪の朝洲崎の日の出
絵:歌川広重 

 隅田川初日の出 
絵:歌川国芳  

 名所江戸百景 山下町日比谷外さくら田    名所江戸百景 霞かせき
 
絵:歌川広重    絵:歌川広重 

 江都名所 湯しま天神社
絵:歌川広重 

  正月二丁まち年礼の図
絵:歌川豊国  

 風流役者地顔五節句 正月之図    正月 春の遊
 
絵:歌川豊国    絵:溪斎英泉 

  春遊
絵:歌川国彦  

元旦諸侯御登城図
  絵:長谷川雪旦 東都歳事記より 

初春路上図 
絵:長谷川雪旦 東都歳事記より 


 芝愛宕山 吉例正月3日毘沙門之使
絵:歌川広重 

  子供遊 凧の戯
絵:一文斎小芳盛  

  子供遊 出初之図
絵:芳藤  




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