浮世絵 名所絵(諸国名所)
 
    

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京雀 1 (きょうすずめ
作:浅井了意 出版年:寛文5年(1665) 版元:山田市郎兵衛 

 京雀  1  2  3  4  5  6  7

 日本で初めて出版された観光案内書は明暦4年(1658)の「京童」とされる。京都の名所(といっても寺社中心だが)を絵入で案内している。「京雀」はそれから7年後の寛文5年(1665)に出版された。同じく京都を紹介する本だが、こちらは地理誌といっていい内容になっている。京童のように名所の名を挙げて、それを案内するのでなく、京都の”通り”とそれに連なる”町”の名を丁重に記載。その町の特徴や寺社などの施設を案内している。挿絵に描かれた商人の店先や職人の仕事場など、当時の町人の風俗や活動を垣間見ることができる。それにしても、当時も今も変わらぬ通りの名や町の名が随所に登場するのは、京都の町の歴史の深さを改めて感じさせる。 

   

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

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