浮世絵 黄表紙 2

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黄表紙 2

天明年間
(1781〜1788)
 天明1年(1781)   天明2年(1782)   天明3年(1783) 
 天明4年(1784)   天明5年(1785)   天明6年(1786) 
 天明7年(1787)   天明8年(1788)   


黄表紙2 掲載作品一覧表
黄表紙2−1 黄表紙2−2 黄表紙2−3 黄表紙2−4 黄表紙2−5 黄表紙2−6
黄表紙2−7 黄表紙2−8        

 黄表紙2−1   天明1年(1781)
題名 読み 絵師 作者 版元
大違宝船 おおちがい たからぶね 北尾重政 芝全交 鶴屋喜右衛門
通一声女暫 つうのひとこえ おんなのしばらく 北尾重政 芝全交 鶴屋喜右衛門
当世大通仏開帳 とうせい だいつうぶつ かいちょう 北尾重政 芝全交 鶴屋喜右衛門
吉原伝授仕習鑑 よしわらでんじゅ しらないかがみ 北尾重政 芝全交 鶴屋喜右衛門
保辺登短歌 ほへと たんか 北尾政美 通笑門人道笑
思事夢濃枕 おもうこと ゆめのまくら 鳥居清長 市場通笑 西村屋与八
蟹牛蒡挟多 かにがごぼう はさんだ 鳥居清長 市場通笑
烏行水諺草 からすのぎょうずい ことわざぐさ 鳥居清長 市場通笑
御代の御宝 ごよの おんたから 鳥居清長 市場通笑 奥村屋源六
狆の嫁入 ちんのよめいり 鳥居清長 市場通笑
(10)
間違月夜鍋 まちがい つきよになべ 鳥居清長 市場通笑
化物鼻挫 ばけもの はながひしげ 鳥居清長 市場通笑
紅皿欠皿奥州話 べにざらかけざら おうしゅうばなし 鳥居清長 伊庭可笑 西村屋与八
紙屑身上噺 かみくず みのうえばなし 鳥居清長 伊庭可笑 西村屋与八
冷水灰毛猫 ひやみず へいげんねこ 鳥居清長 芝全交
交古勢昔咄 まぜこぜ むかしばなし 鳥居清長 芝全交 鶴屋喜右衛門
嗚呼不侭世之助噺 ああ ままならぬ よのすけばなし 鳥居清長 亀遊 蔦屋重三郎
鬼子宝 おにこのこだから 鳥居清長
通増安宅関 とおります あたかのせき 鳥居清長 伊勢屋治助
見徳一炊夢 みるがとく いっすいのゆめ 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
(20)
一粒万金談 いちりゅう まんきんたん 北尾政演 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
鶉の白拍子 うずらの しらびょうし 北尾政演 伊庭可笑 伊勢屋治助
大津名物 おおつ めいぶつ 北尾政演 伊庭可笑 岩戸屋源八
敵討駿河の花 かたきうち するがのはな 北尾政演 伊庭可笑 岩戸屋源八
白拍子富民静鼓音 しらびょうし とんだしずかになりやした 北尾政演 不笑之亭君南子
久知満免登里 くちまめどり 北尾政演 山東京伝
運附太郎左衛門咄 うんつく たろうさえもんばなし 北尾政演 市場通笑
遊客古事附太平記 ゆうかく こじつけたいへいき 北尾政演 南陀伽紫蘭 松村屋弥兵衛
針程物棒程目鏡 はりほどのもの ぼうほどにめかがみ 南陀伽紫蘭 南陀伽紫蘭
異国出見世吉原 ひとのくにへ でみせのよしわら 北尾政美 南陀伽紫蘭 松村屋弥兵衛
(30)
初夢宝山吹色 はつゆめ たからのやまぶきいろ 北尾政美 伊庭可笑
夢想大黒銀 むそう の だいこくがね 北尾政美 伊庭可笑
烟競蕎麦屋真木 けぶりくらべ そばやのまき 北尾政美 芝全交
桃太郎一代記 ももたろう 一代記 北尾政美
縁組連理鯰 えんぐみ れんり なまず 北尾政美
山本喜内天狗噺 やまもときない てんぐばなし 北尾政美
交雑講釈 まぜこぜ こうしゃく 伊庭可笑
振袖江戸紫 ふりそで えどむらさき 勝川春常 村田屋次郎兵衛
(38)
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 黄表紙2−2   天明2年(1782)
題名 読み 絵師 作者 版元
雛形意気真顔 ひながた いき まなずら 恋川春町 恋川春町 蔦屋重三郎
染直鳶色曽我 そめなおし とびいろ そが 恋川春町 朋誠堂喜三二
恒例形間違曽我 いつものかた まちがいそが 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
景清百人一首 かげきよ ひゃくにんいっしゅ 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
家伝寿命薬 かでん じゅみょうやく 北尾重政 市場通笑
石千屋繁昌 こくせんや の はんじょう 北尾重政 伊庭可笑 岩戸屋源八
名高江戸紫 なもたかき えどむらさき 北尾重政 伊庭可笑 岩戸屋源八
金涌物壬歳 かねはまきもの みずのえ の とし 北尾重政 芝全交
網大慈大悲の換玉 あみだいじ だいひのかえだま 北尾重政 宇三太 蔦屋重三郎
御代参丑時詣 ごだいさん うしのとき もうで 鳥居清長 市場通笑
(10)
花の春上手談義 はなのはる じょうずだんぎ 鳥居清長 市場通笑 西村屋与八
長生虎之巻 ちょうせい とらのまき 鳥居清長 市場通笑
豆男江戸見物 まめおとこ えどけんぶつ 鳥居清長 市場通笑 西村屋与八
安部清兵衛見通占 あべのせいべい みとおしうらない 鳥居清長 市場通笑 奥村屋源六
早出来 にわか の たんじょう 鳥居清長 豊里舟 西村屋与八
芸者五人娘 げいしゃ ごにんむすめ 鳥居清長 伊庭可笑 西村屋与八
通風伊勢物語 つうふう いせものがたり 鳥居清長 伊庭可笑 西村屋与八
地獄沙汰金次第 じごくのさたもかねしだい 鳥居清長 伊庭可笑 西村屋与八
七福神大通伝 しちふくじん だいつうでん 北尾政演 伊庭可笑 伊勢屋治助
談芭菰誉詞 たばこ の ほめことば 北尾政演 市場通笑 奥村屋源六
(20)
花が見度くば芳野の由来 はながみたくば よしののゆらい 北尾政演 南陀伽紫蘭 蔦屋重三郎
市川三升円 いちかわ さんしょうえん 北尾政演 岸田杜芳 伊勢屋治助
敵討染分手綱 かたきうち そめわけたづな 北尾政美 伊庭可笑
飯嫌女者同断何 めしぎらい おんなは どうだか 北尾政美 古風 鶴屋喜右衛門
助六利生噺 すけろく りしょうばなし 北尾政美
隅田川土手之青柳 すみだがわ どてのあおやなぎ 北尾政美
名響鐘竜頭 なにひびく かね の りゅうず 北尾政美
化物通人寝言 ばけもの つうじんのねごと 北尾政美 伊勢屋治助
虫尽紋所 むしづくし もんどころ 北尾政美 市場通笑
十二支大通話 じゅうにし だいつうわ 勝川春常 金中斎 よしや太兵衛
(30)
擲討鼻上野 たたきうち はなのうえの 勝川国信 岸田杜芳 伊勢屋治助
猫の嫁入 ねこのよめいり 市場通笑 奥村屋源六
風雷神天狗落種 ふうらいじん てんぐのおとしだね 芝全交 鶴屋喜右衛門
(33)
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 黄表紙2−3   天明3年(1783)
題名 読み 絵師 作者 版元
悪抜正直曽我 あくぬき しょうじき そが 恋川春町 恋川春町 鱗形屋孫兵衛
金山寺大黒伝記 きんざんじ だいこくでんき 恋川春町 恋川春町
廓バカムラ費字尽 さとのばかむら むだじづくし 恋川春町 恋川春町 蔦屋重三郎
猿蟹遠昔噺 さるかに とおい むかしばなし 恋川春町 恋川春町 蔦屋重三郎
宝船福正夢 たからぶね ふくのまさゆめ 恋川春町 恋川春町 鱗形屋孫兵衛
通言神代之巻 つうげん じんだいのまき 恋川春町 恋川春町
長生見度記 ながいき みたいき 恋川春町 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
亀屋万年浦島栄 かめやまんねん うたしまさかえ 恋川春町 深川錦鱗
誤歟大和功 あやまったか ひのもと いさおし 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
三太郎天上廻 さんたろう てんじょうめぐり 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
(10)
化物仲間破 ばけもの なかまわれ 北尾重政 伊庭可笑 岩戸屋源八
現金猿か餅 げんきん さるがもち 北尾重政 市場通笑 松村屋弥兵衛
縦筒放唐の噺 あてずっぽう からのはなし 鳥居清長 市場通笑 松村屋弥兵衛
千里走虎之子欲 せんりはしる とらのこがほしい 鳥居清長 市場通笑
茶羅毛通人 ちゃらのけ つうじん 鳥居清長 芝全交 鶴屋喜右衛門
かんなんの夢枕 かんなんの ゆめまくら 鳥居清長 豊里舟 西村屋与八
草紙の曙 そうしのあけぼの 鳥居清長 豊里舟 西村屋与八
富多高慢噺 とんだ こうまんばなし 鳥居清長 豊里舟 西村屋与八
新例矢口渡 しんれい やぐちのわたし 鳥居清長 桜川杜芳
市川三升円 後編 いちかわさんしょうえん こうへん 北尾政演 岸田杜芳 伊勢屋治助
(20)
草双紙年代記 くさぞうし ねんだいき 北尾政演 岸田杜芳 甘泉堂
通春歳旦開 つうのはる さいたんびらき 北尾政演 岸田杜芳 伊勢屋治助
日本多右衛門 にっぽんだえもん 北尾政演 桜川杜芳 伊勢屋治助
通人いろは短歌 つうじん いろはたんか 北尾政演 芝全交
鴻の者雄 こうの もののお 北尾政演 芝全交
混雑武者工者狂話 こんざつ むしゃくしゃ ばなし 芝全交 鶴屋喜右衛門
仇名草伊達下谷 あだなぐさ だて を したや 北尾政演 南陀伽紫蘭 鶴屋喜右衛門
本所二十四孝 ほんじょ にじゅうしこう 北尾政演 市場通笑 奥村屋源六
二人孝行 ふたり こうこう 市場通笑
能息子内栄 よいむすこ うちがさかえる 市場通笑 奥村屋源六
(30)
大食寿之為 おおぐらい じみょうのため 北尾政美 市場通笑
願解小豆餅 がんほどき あずきもち 北尾政美 市場通笑
牡丹餅棚有 ぼたんもちは たなにある 北尾政美 市場通笑 奥村屋源六
御先癖下手横好 おさきのくせ へたのよこずき 北尾政美 伊庭可笑
早速具三右衛門 さそく さんえもん 北尾政美 伊庭可笑
敵討三味線由来 かたきうち さみせんのゆらい 北尾政美 南杣笑楚満人 伊勢屋治助
新銭戯楽通宝 しんせん けらくつうほう 北尾政美 南杣笑楚満人 伊勢屋治助
仲の町昼夢見草 なかのちょう ひるゆめみぐさ 北尾政美 岸田杜芳 伊勢屋治助
読と歌通の一字 よみとうた つうのいちじ 北尾政美 在原艶美 鶴屋喜右衛門
作意妖恐慴感心 みたて ばけもの おそろ かんしん 北尾政美
(40)
桜草野辺錦 さくらそう のべのにしき 勝川春林 宿屋飯盛
仕合奈孝行 しあわせな こうこう 春卯
立帰猿人真似 たちかえる さるのひとまね 蝸牛房屯卜
狸金毘羅 たぬきの こんぴら 帯野横好 帯野横好
下手癖永物語 へたのくせ ながものがたり 幾治茂内
(45)
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 黄表紙2−4   天明4年(1784)
題名 読み 絵師 作者 版元
楠無益委記 くすのき むだいき 恋川春町 恋川春町
万歳集狂歌来歴 まんざいしゅう きゅか らいれき 恋川春町 恋川春町 蔦屋重三郎
其昔竜神噂 そのむかし りゅうじんばなし 恋川春町 鱗形屋孫兵衛
吉原大通会 よしわら だいつうえ 恋川春町 岩戸屋源八
太平記万八講釈 たいへいき まんぱち こうしゃく 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
正説河童咒 しょうせつ かっぱ の まじない 北尾重政 市場通笑 松村屋弥兵衛
敬哀伝 きょうあいでん 北尾重政 市場通笑 松村屋弥兵衛
御家髭松明 おいえのひげ たいまつ 北尾重政 南杣笑楚満人 伊勢屋治助
化物昼寝鼾 ばけもの ひるねのいびき 鳥居清長 市場通笑
親動性桃太郎 おや どうしょう ももたろう 鳥居清長 芝全交 鶴屋喜右衛門
(10)
化物七段目 ばけもの しちだんめ 鳥居清長 幾治茂内 岩戸屋源八
廓中丁子 かくちゅう ちょうじ 北尾政演 山東京伝 鶴屋喜右衛門
天慶和句文 てんけい わくもん 北尾政演 山東京伝 鶴屋喜右衛門
不案配即席料理 ふあんばい そくせきりょうり 北尾政演 山東京伝 鶴屋喜右衛門
八橋調能流 やつはし しらべのながれ 北尾政演 南杣笑楚満人 伊勢屋治助
跡目論嘘実録 あとめろん うそのじつろく 北尾政演 桜川杜芳
全盛大通記 ぜんせい だいつうき 北尾政演 桜川杜芳
狂言好野暮大名 きょうげんすき やぼなだいみょう 北尾政美 桜川杜芳
諸事世話無曽我 しょじ せわなし そが 北尾政美 市場通笑
もふもふ古和以噺 もふもふ こわいはなし 北尾政美 市場通笑
(20)
大昔野暮人時分 おおむかし やぼなじぶん 北尾政美 市場通笑
嗟鳴御開帳 さあ おかいちょう 北尾政美 若松万歳門
三ケ通金持容気 さんがのつう かねもちかたぎ 北尾政美 二本坊霍志芸 西村屋与八
馬鹿邨水犬伝 ばかむら すいけんでん 北尾政美 二本坊霍志芸 西村屋与八
御無文字片沓話 おんむもじ へんくつばなし 北尾政美
復讐二葉松 かたきうち ふたばのまつ 北尾政美 鶴屋喜右衛門
髪手本通人蔵 かみてほん つうじんぐら 北尾政美 里山 西村屋与八
此奴和日本 こいつはにっぽん 北尾政美 太田南畝 蔦屋重三郎
頭テン天口有 あたまてんてん に くちあり 勝川春潮 太田南畝 西村屋与八
年始御礼帳 ねんし おれいちょう 喜田川千代女 太田南畝 蔦屋重三郎
(30)
亀遊書双帋 きゆう かきそうし 喜多川歌麿 亀遊 蔦屋重三郎
従夫以来記 それから いらいき 喜多川歌麿 竹杖為軽 蔦屋重三郎
新田通戦記 にった つうせんき 喜多川歌麿 紀定丸 松村屋弥兵衛
咸陽宮通約束 かんようきゅう つうのやくそく 勝川春朗(葛飾北斎)
御物好茶臼芸 おものずき ちゃうすげい 勝川春英 市場通笑 奥村屋源六
鹿相千万豕軽業 そそうせんばん ぶたのかるわざ 勝川春英 市場通笑 奥村屋源六
忠臣蔵十二段目 ちゅうしんぐら じゅうにだんめ 勝川春英 市場通笑 松村屋弥兵衛
悪癖莫言穴 わるいくせ あな を いやるな 市場通笑
八代目桃太郎 はちだいめ ももたろう 古阿三蝶 古阿三蝶 伊勢屋治助
三国一大通之本地 さんごくいち だいつうのほんじ 古阿三蝶 飛田琴太 伊勢屋治助
(40)
其見乎有難山 それみたか ありがたやま 古阿三蝶 飛田琴太
通世界二代浦島 つうせかい にだいうらしま 古阿三蝶 飛田琴太
大千世界カキネの外 だいせんせかい かきねのそと 唐来参和
出世太平記 しゅっせ たいへいき 勝川春道 岩戸屋喜三郎
(夫は楠木是は栃木)太平記 たいへいき 勝川春道 鶴一斎雀千声 鶴屋喜右衛門
混雑不通太伝記 まぜこぜ ふつうだ でんき 勝川春旭 幾治茂内 岩戸屋源八
夜か昼星の世界 よるかひる ほしのせかい 兼好 忍岡常丸 岩戸屋源八
(47)
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 黄表紙2−5   天明5年(1785)
題名 読み 絵師 作者 版元
馬鹿夢文盲図会 ばかん もんもうずえ 北尾重政 芝全交 鶴屋喜右衛門
間似合嘘言曽我 まにあい うそつき そが 鳥居清長 蓬莱山人帰僑
江戸生艶気蒲焼 えどうまれ うわきのかばやき 北尾政演 山東京伝 蔦屋重三郎
大悲千録本 だいひの せんろっぽん 北尾政演 芝全交 蔦屋重三郎
殻鉄炮提灯具羅 からてっぽう ちょうちんぐら 北尾政演 竹杖為軽 蔦屋重三郎
魚と水通和者交 うおとみず つわもの まじわり 市場通笑
千秋楽下司の噺 せんしゅうらく げすのはなし 勝川春英 市場通笑
拍毬歌古事来暦 てまりうた こじ らいれき 勝川春英 市場通笑
通駕奢半勘 とおりかご おごり の はんかん 北尾政美 市場通笑
無物喰狐聟入 ないものくおう きつねのむこいり 北尾政美 市場通笑
(10)
二度生子堀出物 にど おぼこ ほりだしもの 北尾政美 市場通笑 奥村屋源六
昔々噺問屋 むかしむかし はなしのとんや 北尾政美 恋川好町
呼子鳥名彭祖 よぶこどり な は ほうそ 北尾政美 与野東雲斎 西村屋与八
頼光邪魔入 らいこう じゃまいり 北尾政美 唐来参和 蔦屋重三郎
売買乎親々胴性能 うったりかったり おやおやどうしょう 北尾政美
蛸入道佃沖 たこにゅうどう つくだおき 喜多川歌麿 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
鬼崛大通話 おにがいわや だいつうばなし 喜多川月麿 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
親譲鼻高名 おやゆずり はなのこうみょう 群馬亭(葛飾北斎) 雀声
怨念宇治蛍火 おんねん うじのほたるび 勝春朗(葛飾北斎) 松村屋弥兵衛
莫切自根金生木 きるな の ね からかねのなるき 喜田川千代女 唐来参和 蔦屋重三郎
(20)
大通成茲止(大通南古登) おつなこと 柳々山人郊子 二水山人 鶴屋喜右衛門
為朝飛島回 ためとも とんだ しまめぐり 勝川春旭
鬼通意嘘島物語 きつい うそしまものがたり 旭光 信鮒 伊勢屋治助
星月夜坊主道行 ほしづきよ ぼうずのみちゆき 旭光 緑山人信鮒
読見三十一字 よんでみな みそひともじ よしや太兵衛
(25)
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 黄表紙2−6   天明6年(1786)
題名 読み 絵師 作者 版元
通言武者揃 つうげん むしゃぞろえ 北尾重政 芝全交 蔦屋重三郎
御承知猫与杓子 ごしょうち ねことしゃくし 北尾重政 市場通笑 奥村屋源六
高砂屋尾上金 たかさごや おのえのかね 市場通笑 松村屋弥兵衛
世様々晦日の月 よはさまざま みそかのつき 鳥居清長 市場通笑
道笑双六 どうしょう すごろく 鳥居清長 芝甘交
悪七変目景清 あく しちへんめ かげきよ 北尾政演 山東京伝 蔦屋重三郎
江戸春一夜千両 えどのはる いちやせんりょう 北尾政演 山東京伝 蔦屋重三郎
当字方言指南所 あてじ かたこと しなんどころ 北尾政演 桜川杜芳 榎本屋吉兵衛
御富興行曽我 おんとみこうぎょう そが 北尾政演 山東鶏告 鶴屋喜右衛門
両国信田染 りょうごく しのだぞめ 北尾政演 山東鶏告 鶴屋喜右衛門
(10)
景清塔の瞑 かげきよ とうのねむり 北尾政演 万象亭
上州七小町 じょうしゅう ななこまち 北尾政美 朋誠堂喜三二
天道大福帳 てんとう だいふくちょう 北尾政美 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
海中しわみの紐 かいちゅう しわみのひも 北尾政美 市場通笑
無拠五人道行 よんどころなく ごにんみちゆき 北尾政美 市場通笑
大笑止耄の鐘入 おおしょうし よぼけのかねいり 北尾政美 竹杖為軽
壁与見多細身之御太刀 かべとみた ほそみのおたち 北尾政美 蓬莱山人帰僑 鶴屋喜右衛門
七福神伊達の船遊 しちふくじん だてのふなあそび 北尾政美 森羅亭万象
持来糠長目 もってこい ぬかでもちょうめ 北尾政美 恋川好町 蔦屋重三郎
去程扨其後 さるほどに さても そののち 北尾政美 唐来参和 蔦屋重三郎
(20)
四人詰律義一片 よにんずめ りちぎのいっぺん 北尾政美 榎雨露住 西村屋与八
旧斗古文紺屋百物語 ふるてこもん こんやはひゃくものがたり 古阿三蝶 古阿三蝶 伊勢屋治助
五臓町細見絵図 ごぞうまち さいけんえず 古阿三蝶 古阿三蝶 伊勢屋治助
昔々相生松 むかしむかし あいおいのまつ 古阿三蝶 古阿三蝶 伊勢屋治助
大江山二期栄 おおえやま にごのさかえ 古阿三蝶 飛田琴太
平仮名盛通記 ひらがな せいつうき 古阿三蝶 岸田杜芳
産婦元気 さんぷげんき 石山人
早々賞翫大佛餅 はやいがしょうがん だいぶつもち 虚呂利
鳩八幡豆兼徳利 はとはちまん まめと とっくり 恋川好町(真顔) 恋川好町(真顔) 蔦屋重三郎
敵討雪月花 かたきうち せつげっか 伊勢屋治助
(30)
大仏餅東総仏名所 だいぶつもち あずまそうぶつめいしょ 白山人可候
(31)
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 黄表紙2−7   天明7年(1787)
題名 読み 絵師 作者 版元
亀山人家妖 きさんじん いえのばけもの 北尾重政 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
色男其処此処 いろおとこ そこでも ここでも 鳥居清長 万象亭 鶴屋喜右衛門
三千歳成矣蟒蛇 みとせになる ちょう うわばみ 細田栄之 山東京伝 榎本屋吉兵衛
寓骨牌 むだかるた 北尾政演 山東京伝 榎本屋吉兵衛
三筋緯客気植田 みすじだち きゃくのき うえだ 北尾政演 山東京伝 蔦屋重三郎
芝全交智恵之程 しばぜんこう ちえのほど 北尾政演 芝全交 蔦屋重三郎
仮名手本不通人蔵 かなでほん ふつうじんぐら 北尾政演 桜川杜芳 西村屋与八
是気儘作種 これはきままの さくのたね 北尾政演 石山人 榎本屋吉兵衛
世之中諸事天文 よのなか しょじ てんもん 北尾政演 物蒙堂礼(石山人) 榎本屋吉兵衛
島台眼正月 しまだい めのしょうがつ 北尾政演 社楽斎万里 蔦屋重三郎
(10)
葉手嫌息子好々 はでぎらい むすこのすきずき 北尾政美 山東鶏告
色男拾人三文 いろおとこ とおで さんもん 北尾政美 桜川杜芳 伊勢谷友介
御目出太平楽 おめでたいへいらく 北尾政美 桜川杜芳
是高是人御喰争 これたかこれひと みくらいあらそい 北尾政美 桜川杜芳
日本一阿房鑑 にほんいち あほうの かがみ 北尾政美 万葉亭好町(真顔) 蔦屋重三郎
今昔万歳の島台 いまはむかし ばんぜいのしまだい 北尾政美 与野東雲斎
現金青本之通 げんきん あおほんの かよい 北尾政美 芝甘交 鶴屋喜右衛門
今渡唐織曽我 いまわたり からおり そが 北尾政美 恋川行町 西村屋与八
茶歌舞妓茶目傘 ちゃかぶき ちゃのめのからかさ 北尾政美 芝全交 鶴屋喜右衛門
天筆阿房楽 てんひつ あほうらく 歌川豊国 桜川慈悲成 伊勢屋治助
(20)
噺錦絵従長崎強飯 はなしをえどへ ながさきからこわめし 歌川豊国 森羅亭 鶴屋喜右衛門
書集芥の川々 かきあつめ あくたの かわがわ 道麿(喜多川歌麿) 唐来参和 蔦屋重三郎
夫者徳奢玉得 それはとく おごりたまえ 蘭徳(勝川春童) 岩戸屋源八
津宇那門成 つうなものなり 稲坊
化物楽屋異牒 ばけものがくや いちょう 山東鶏告 西宮新六
古道具穴掃除 ふるどうぐ あなそうじ 竜向斎 虚空山人 西村屋与八
(26)
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 黄表紙2−8   天明8年(1788)
題名 読み 絵師 作者 版元
文武二道万国通 ぶんぶにどう まんごくどおし 喜多川行麿 朋誠堂喜三二 蔦屋重三郎
六玉川流の栄 むたまがわ ながれのさかえ 朋誠堂喜三二 鱗形屋孫兵衛
雪女廓八朔 ゆきおんな くるわのはっさく 喜多川歌麿 山東唐洲 蔦屋重三郎
狂言末広栄 きょうげん すえひろのさかえ 喜多川歌麿 山東京伝 蔦屋重三郎
今日現金湯起請 こんにち げんきんのゆ きしょう 北尾政演 山東鶏告 榎本屋吉兵衛
小倉山時雨珎説 おぐらやま しぐれの ちんせつ 北尾政演 山東京伝 榎本屋吉兵衛
復讐後祭礼 かたきうち あとのまつり 北尾政演 山東京伝
扮接銀煙管 そぎつぎ ぎんぎせる 北尾政演 山東京伝 西宮新六
富士之人穴見物 ふじのじんけつ けんぶつ 北尾政演 山東京伝 榎本屋吉兵衛
時代世話二挺鼓 じだいせわ にちょう つづみ 喜多川月麿 山東京伝 蔦屋重三郎
(10)
真字手本義士の筆力 まなでほん ぎしのひつりょく 北尾政照 山東京伝 鶴屋喜右衛門
昔々於艶と云踊子 むかしむかし おえんというおどりこ 市場通笑 村田屋次郎兵衛
二昔以前の洒落 ふたむかし いぜんのしゃれ 北尾政美 市場通笑 西村屋与八
悦贔負蝦夷押領 よろこんぶ ひいきのえぞおし 北尾政美 恋川春町 蔦屋重三郎
一富士二鷹忝茄子 いちふじにたか かたじけなすび 北尾政美 桜川杜芳
敵討南枝花 かたきうち なんしのはな 北尾政美 桜川杜芳
夭怪着到牒 ばけもの ちゃくとうちょう 北尾政美
三茶太平記 みっちゃ たいへいき 北尾政美
下戸之蔵開 げこの くらびらき 北尾政美 千差堂万別
海中箱入娘 かいちゅう はこいりむすめ 北尾政美 七珍万宝
(20)
管巻太平記 くだまき たいへいき 北尾政美 七珍万宝 西村屋与八
苦者楽元〆 くわらくの もとじめ 歌川豊国 七珍万宝 伊勢屋治助
怪談四更鐘 かいだん しこうのかね 細田栄之 唐来参和 蔦屋重三郎
姦顔取堪忍袋 かしま かんどり かんにんぶくろ 蘭徳斎(勝川春童) 虚空山人 西村屋与八
三薬太平記 さんやく たいへいき 蘭徳斎(勝川春童) 笑給 岩戸屋源八
蛤金久連理 しん かくれざと 蘭徳斎(勝川春童) 幾治茂内 岩戸屋源八
唐倭笠濫觴 から やまと からかさのはじまり 勝川春童 岩戸屋源八
書雑春錦手 かきまぜて はるのにしきて 雀声
(28)
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