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好色一代女 2
(こうしょく いちだいおんな)
浮世草子 5巻(6巻)
絵師:吉田半兵衛
作者:井原西鶴
出版:貞享3年(1686)
版元:
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3
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5
淫婦中位
自慢姿ほどもなく むくいの種 天神にさがり口買置 算用はあはれぬむかしの男 みなみなかはるならひぞかし
分里数女
十五半夜それぞれの勤め程 世にをかしきはなし 揚屋の別れも つぼねのさらばも 名残はをしき三蔵さま
世間寺大黒
なるれば人焼く匂ひも 白菊といえる 伽羅にかはらず 魚はくふぬれは有り 寺程すむによき所はなし
諸礼女祐筆
かえすがえす恋しりと おもひまゐらせ候 かねで作りし男も いつとなくおとろへて 人ころしさままゐる
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