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浮世絵 | 絵師:五雲亭貞秀 | 作者: | 出版:万年1年(1860) | 版元:糸屋庄兵衛 |
吉田新田より土手大木戸通り吉田橋東橋詰までを見渡し、弁天町土手下生渕沼を見る図。 |
本町一丁目より本町二丁目、同裏通り海岸町二丁目磯に至る。神奈川明神前より渡船の上場を見渡す風景。 |
横浜本町三丁目より四丁目迄、裏通り海岸町三丁目四丁目共に見渡す。その磯に至りて波涛打ちを一覧する景色。 |
※次の絵図と説明は共通。 西の方、波戸場より真直ぐの通りは港崎町ゑもん坂に出、また海岸町御船蔵、本町五丁目大通りの商家の有様を見渡す。 西波戸場は江戸より運ばれた荷物を水揚げする所。この東には運上屋より下ろした荷物を積み込む場所である。 |
東波戸場。買い取った(輸出品?輸入品?)荷物を本船に移すために小舟に積み込む様子を描いた図。 |
横浜本村より杉山薬師道、本牧十二天道の辻、横浜新田を見渡す景色。 |
※以下4図の説明 港崎(みよざき=遊郭街)町会所の図。以下図は岩亀楼、五十鈴楼。 |
大門(港崎遊郭)出口の柳 |
大門前町、港崎橋の景色 |
本牧と横浜の間。洋方に異船を見渡し、上総、千葉の方までの遠景。 |
新田間橋より続く本沼橋出橋の上より神奈川新町、江戸の方へ従い浦島観音山、生麦村遠景の図。この橋の下の流れを今井川という。 |
戸部村、その浦さき石崎橋より東海道市場鶴見の方を遠望する図。この石崎橋の川を雅布川という。 |
切通より南に下り野毛村に出て新町家などを見通し、野毛浦野毛橋を渡り吉田新田の堤を見る図。 |
野毛橋より吉田新田の長縄手二つつづき、吉田橋西の詰より見返り、宮ケ崎の鼻老の婆岩とあわせて遠く東海道筋を見渡す内浦を一覧する図。 |
戸部村より野毛村に至るの間、羽沢切通しまでを見て、不動山伊勢社、その山向う海上の生麦方面を遠景する図。 |
羽沢切通しより天の間之方、野毛村および野毛浦、野毛橋吉田新田を遠く見込みたる図。この野毛村の川を大岡川という。この川は流れて金沢に入る。 |
新田間橋よりナベヤ新田塩焼屋併せて神奈川の台、かるい沢、その海岸を見る。この新田間橋は東海道大通り青木町芝生村その間よりこの道に出る。この橋下の川を芝生川という。 |
東海道神奈川台およびかるい沢より横浜海岸町、横浜本村を見渡し、その海面に数万の大船を見る図。 |
吉田新田より土手大木戸通り吉田橋詰まで見渡し、弁天町土手下の生渕沼を見る図。 |
横浜弁天町鳥居前通り、および弁天町一丁目四辻を見て池を渡り、本社に至る内浦を見渡す図。 |
海岸町一丁目船場は神奈川渕崎明神前より此処へ渡る。木戸の内より本町一丁目である。うしろに弁天山の松林までを見込んだ図。 |
横浜本村より異人屋敷および新田港崎町の方を見渡した図。 |
此処は十二天の社。山に登り海洋を見渡し、東方に上総かのふ山、木更津の方までを一目に見る景色である。 |
横浜より杉山薬師の山、異人の墓、天の間村を見渡す景色である。 |
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