浮世絵 江戸の祭・風俗(江戸の賑い)
 
    

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 江戸の賑い 浅草寺
 

 東都金龍山浅草寺図
絵:魚屋北溪 

 浅草寺の始まりは推古天皇の時代に遡る。伝承によると推古天皇36年(628)に漁師の兄弟が隅田川で漁をしていた時に仏像が網にかかり、自宅を寺に改めて仏像を供養したのが浅草寺の始まりという。天慶5年(942)には武蔵守に任ぜられた平公雅が七堂伽藍を整備したと伝えられる。天正18年(1590)に関東に移封された家康は江戸を本拠とし、浅草寺を祈願所として寺領500石を寄贈している。
 寛永8年(1631)、寛永14年(1642)の火災で浅草寺は焼失したが、慶安元年(1648)に三代将軍家光によって本堂および五重塔が再建され、徳川家の庇護を受けた浅草寺は観音霊場として多くの参詣者を集めていた。
 貞享2年(1685)ころには表参道に現在の仲見世の基となる商店が軒を並べるようになり、境内奥の「奥山」と呼ばれる場所には見世物小屋や芝居小屋もでき、軽業・曲芸などの大道芸も楽しめた。また縁日には大勢の参拝客を集め、これら行事は現在まで続いている。

 浅草雷門前
絵:歌川広重 

 浅草寺仁王門 
絵:勝川春山  

 浅草観音雷神門
絵:葛飾北斎 

 画本東都遊より 浅草祭
絵:葛飾北斎 

 画本東都遊より 浅草蓑市
絵:葛飾北斎 

 江戸名所図絵より 祭礼之図
絵:長谷川雪旦 

 江戸名所図絵より 節分会
絵:長谷川雪旦 

 江戸名所図絵より 楊枝店  江戸名所図絵より 六地蔵石灯籠
絵:長谷川雪旦 

 江戸名所図絵より 年の市
絵:長谷川雪旦 

 江戸錦より 浅草観世音
絵:歌川豊春 

  浅草金竜山奥山 花屋敷
絵:歌川広重  

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