浮世絵 長谷川光信

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家賀御伽 (かがみとぎ)
   狂歌絵本 1巻 絵師:長谷川光信   作者:栗何亭木端 出版:宝暦2年(1752)   版元:千草屋信右衛門


 家賀御伽は享和15年(1730)に出版された「御伽品鏡(おとぎしなかがみ)」の続編とされる絵本。狂歌師栗柯亭木端作による狂歌本。宝暦2年(1752)大坂書林千種屋新右衛門他から出版された。ただし掲載本は残存本ではなく日本風俗図会刊行会より大正3年に出版された複製本(著作権保護期間満了)の写しです。
 御伽品鏡と同様に絵は長谷川光信が描いている。大坂の路上販売を主とする小商人が主要な題材となっているが、御伽品鏡と違って大坂以外の風俗も描かれている。また特定の店舗の宣伝らしき絵も散見され、宣伝臭がするとの批評もある。しかし流行の店、有名店舗=名所であるとの認識は現代にも共通した感覚であったとのではないか。いずれにせよ当時の風俗を知る上での貴重な資料といえる。

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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