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世間胸算用・大晦日は一日千金 1  (せけん むねさんよう おおつごもり は いちにちせんきん) 
浮世草子  5巻 絵師:   作者:井原西鶴  出版:元禄5年(1692) 版元:伊丹屋三郎右衛門 

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 西鶴存命中の最後の出版となった”大晦日は一日千金”の副題がある「世間胸算用」は元禄5年(1692)に京都の上村平左衛門、江戸の万屋清兵衛、大坂の伊丹屋太郎右衛門の相版(板)として出版された。全5巻。挿絵は蒔絵師の源三郎とも言われているが確証はない。
 「日本永代蔵」が主として大商人を対象として描いたのに対して、「世間胸算用」は中小商人の、それも大晦日の一日の出来事に絞って書かれている。大阪で生まれ育った西鶴の、最も西鶴らしい作品として評価されている。「好色一代男」以来、浮世を描くことに最大の努力を費やした西鶴の集大成の作品ともいえる。各巻4話。計20話。 
 


@問屋の寛闊女 はやり小袖は千種百品染・大晦日の振り手形如件
A長刀はむかしの鞘 牢人細工の鯛つり・大晦日の小質屋は泪
B伊勢海老は春のモミジ 状の書賃金1通1銭・大晦日に隠居の才覚
C芸鼠の文づかい 居風呂の中の長物語・大晦日に煤はきに宿 
 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

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