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浮世草子 5巻 |
絵師: |
作者:井原西鶴 |
出版:元禄1年(1688) |
版元:岡田三郎右衛門 |
可笑記は寛永19年(1642)に斎藤親盛という当時浪人であった人が書いた随筆集。当代の”徒然草”とも呼ばれたが、内容は当時の政治を批判したもの。西鶴はこの外題を借りて新可笑記として出版した。前作の「武道伝来記」「武家義理物語」に続く武家物で、内容は武士が守るべき事柄を集めた説話集。これも何のために西鶴が書いたのか、あるいは書かざるを得なかったのか、よくわからない。
出版は元禄元年(1688)。全5巻。挿絵を描いた絵師は不詳。 |
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@理非の命勝負ー武士は人をたすくる一言の事
Aひとつの巻物両家にありー武士は義理死世に惜む事
B梢におどろく猿の執心ー武士は不断覚悟の事
C生肝は妙薬のよー武士は主命に替る事
D先例の命乞いー武士は内証をみせざる事 |
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