浮世絵 歌川国信 |
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歌川国信(うたがわ くにのぶ) 志摩山人(しまさんじん) |
初代豊国門人だが生年没年とも不詳。幕府小人目付(こびとめつけ)で姓は金子、通称弥四郎又は惣次郎といった。小人目付は徒目付(かちめつけ)の配下にあり、中間(ちゅうげん・武士の身分ではなく個々の武士の使用人)などから取り立てられた者で15俵一人扶持の小碌であった。浮世絵師としてデビューした以後に小人目付の職を辞退したか、定火消同心であった広重のように兼務が可能であったかどうかも含めて分からない。 掲載した作品は文化11年(1814)~天保3年(1832)の合巻で25作。このうち自ら戯作者(号は志摩山人)として出版したものは17作。但し文化14年(1817)までの3作は「国信画作」として出版。文政1年(1818)刊の「鳥羽絵」からは作者志摩山人として出版する。 師の豊国から「一陽斎」の号を譲られたとの伝承があり、初代豊国の死後(文政8年・1825)に国信は一陽斎の号を使用しているが譲り受けた経緯などはわからない。一陽斎の号は二代目豊国、三代目豊国も使用している。 |
女見台錦輦 絵:歌川国信 作:山東京山 |
出版年:文化11年(1814) 版元:西村屋与八 合巻 3冊 |
花競化粧桜 絵:歌川国信 作:歌川国信 |
出版年:文化12年(1815) 版元:双鶴堂 合巻 6冊 |
女曽我兄弟鏡 絵:歌川国信 作:歌川国信 |
出版年:文化13年(1816) 版元:森屋治兵衛 合巻 3冊 |
色紙短冊名歌重宝 絵:歌川国信 作:玄光亭金墨 |
出版年:文化13年(1816) 版元:丸屋文右衛門 合巻 3冊 |
安部晴明辻うら帖 絵:歌川国信 作:東里山人 |
出版年:文化13年(1816) 版元:岩戸屋喜三郎 合巻 2冊 |
大蛇之物語 絵:歌川国信・歌川美丸 作:十返舎一九 |
出版年:文化13年(1816) 版元:森屋治兵衛 合巻 2冊 前編を美丸が、後編を国信が挿絵を描く。 |
竹春駒こころ綱 絵:歌川国信 作:歌川国信 |
出版年:文化14年(1817) 版元:森屋治兵衛 合巻 6冊 |
鳥羽絵 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政1年(1818) 版元:岩戸屋喜三郎 合巻 3冊 |
恋奴女行列 絵:歌川国信 作:玄光亭金墨 |
出版年:文政1年(1818) 版元: 合巻 3冊 |
二世の浦島 絵:歌川国信 作:玄光亭金墨 |
出版年:文政1年(1818) 版元:岩戸屋喜三郎 合巻 3冊 |
百合若軍法鎧桜 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政2年(1819) 版元:鶴屋金助 合巻 6冊 |
船玉物語 絵:歌川国信 作:桜川女松朝 |
出版年:文政4年(1821) 版元:鶴屋金助 合巻 3冊 |
浮世学者御伽噺 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政5年(1822) 版元:岩戸屋喜三郎 合巻 6冊 |
風流女丹前 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政5年(1822) 版元:西村屋与八 合巻 4冊 |
黒白論濱真砂 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政5年(1822) 版元:森屋治兵衛 合巻 5冊 |
海中箱入恩着 絵:歌川国信 作:関亭伝笑 |
出版年:文政7年(1824) 版元:鶴屋金助 合巻 6冊 |
歌三味線東引船 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政7年(1824) 版元:西村屋与八 合巻 5冊 |
いろは歌二ッ巴 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政7年(1824) 版元:森屋治兵衛 合巻 6冊 |
桜月浮世雛形 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政9年(1826) 版元:若狭屋与市 合巻 6冊 |
風薫葛乃裏葉 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政11年(1828) 版元:森屋治兵衛 合巻 4冊 |
花角力恋の百草 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政11年(1828) 版元:西村屋与八 合巻 6冊 |
玉屋新兵衛桶臥 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:文政12年(1829) 版元:森屋治兵衛 合巻 4冊 |
袖之笠雪白妙 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:天保1年(1830) 版元:西村屋与八 合巻 6冊 |
難波土産 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:天保1年(1830) 版元:森屋治兵衛 合巻 4冊 |
時雨傘菊の井小七 絵:歌川国信 作:志満山人 |
出版年:天保3年(1832) 版元:西村屋与八 合巻 6冊 |
源平盛衰記 絵:歌川国信 作: |
出版年:江戸後期 版元:鶴屋金助 赤本(復興版) 2冊 |
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