浮世絵 歌川貞繁 
   
 
    

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歌川貞繁(うたがわ さだしげ)

 初代国貞の門人。生年、没年は分かっていない。国貞は多くの門人を抱えていたようだが一体どれ程いたのだろうか。門人は日々どの様な生活を送っていたのだろうか。門人になるにはその時点でそれなりの実力を持っていなければ相手にもされなかったことは推測できる。そして狭き門を潜り抜けた門人には、恐らく日々競争の世界が待っている。実力のないものは容赦なく排除される世界。師の国貞は江戸時代にしてはまれにみる長寿を全うした。しかし実力のあった浮世絵師でも30代、40代で亡くなるのは然程珍しくもない。貞繁も短命であったという。

 四季花黄金鉢植
 絵:歌川貞繁
 作:東西庵南北
 出版年:文化11年(1814)  版元:河内屋源七
 合巻 3冊

 初暦歳徳若
 絵:歌川貞繁
 作:緑亭可山
 出版年:文化12年(1815)  版元:河内屋源七
 合巻 3冊

 国姓爺倭話 後編
 絵:歌川貞繁
 作:東西庵南北
 出版年:文化12年(1815)  版元:西村屋与八
 合巻 3冊

 鹿島宮筒潮来節
 絵:歌川貞繁
 作:扇島徳秀
 出版年:文化13年(1816)  版元:河内屋源七
 合巻 3冊

 初春絵草紙番附
 絵:歌川貞繁
 作:橋本徳瓶
 出版年:文化14年(1817)  版元:丸屋文右衛門
 合巻 6冊

 千瀬川一代記
 絵:歌川国貞・歌川貞繁
 作:柳亭種彦 
 出版年:文政2年(1819)  版元:丸屋文右衛門
 合巻 6冊 前編3冊を国貞、後編3冊を貞繁が描く。

 伊達道具鳥羽累
 絵:歌川国貞・歌川貞繁
 作:市川団十郎 
 出版年:文政12年(1829)  版元:河内屋源七
 合巻 7冊
 

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