浮世絵　勝川春英

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勝川春英（かつかわ しゅんえい）

勝川春英は宝暦１２年（１７６２）に江戸で生まれる。春章の門下に入り、安永７年（１７７８）頃には作品を残している。春好とともに写実的な役者絵を多く描き、その画風は初代豊国にも大きな影響を与えたとされる。師の春章亡き後は門弟を多くかかえ、春扇（二代目春好）や春亭を育てた。また春英は浄瑠璃を趣味とし、三味線にも長じていたと言う。性格は豪放で数々の逸話を残しているようだ。文政２年（１８１９）に没する。

浮世絵

武者絵１枚、祭礼の図（三枚組）を掲載

吾妻森栄楠 　絵：勝川春英 　作：

出版年：安永８年（１７７９）　　版元： 　絵本番附（市村座）

御物好茶臼芸 　絵：勝川春英 　作：市場通笑

出版年：天明４年（１７８４）　　版元：奥村屋源六 　黄表紙　３冊

麁相千万豕軽業 　絵：勝川春英 　作：市場通笑

出版年：天明４年（１７８４）　　版元：奥村屋源六 　黄表紙　３冊

忠臣蔵十二段目 　絵：勝川春英 　作：市場通笑

出版年：天明４年（１７８４）　　版元：松村屋弥兵衛 　黄表紙　２冊

千秋楽下司の噺 　絵：勝川春英 　作：市場通笑

出版年：天明５年（１７８５）　　版元： 　黄表紙　２冊

拍毬歌古事来暦 　絵：勝川春英 　作：市場通笑

出版年：天明５年（１７８５）　　版元： 　黄表紙　３冊

鎌倉山料理献立 　絵：勝川春英 　作：七珍万宝

出版年：寛政３年（１７９１）　　版元：伊勢屋治助 　黄表紙　３冊

日永話御伽古状 　絵：勝川春英 　作：森羅亭万宝

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：伊勢屋治助 　黄表紙　３冊

六通半略巻 　絵：勝川春英 　作：森羅亭万宝

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：伊勢屋治助 　黄表紙　３冊

二代大中黒 　絵：勝川春英 　作：南仙笑楚満人

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：榎本屋吉兵衛 　黄表紙　２冊

御茶漬十二因縁 　絵：勝川春英 　作：曲亭馬琴

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：伊勢屋治助 　黄表紙　３冊

歌化物一寺再興 　絵：勝川春英 　作：

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：村田屋次郎兵衛 　黄表紙　２冊

酒田金時遊気酒夢 　絵：勝川春英 　作：

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元： 　黄表紙　２冊

出世之角松 　絵：勝川春英 　作：

出版年：寛政５年（１７９３）　　版元：村田屋次郎兵衛 　黄表紙　２冊

源家武功記 　絵：勝川春英 　作：南杣笑楚満人

出版年：文化２年（１８０５）　　版元：榎本屋吉兵衛　 　黄表紙　２冊

劇場訓蒙図彙 　絵：勝川春英・歌川豊国 　作：式亭三馬

出版年：文化３年（１８０６） 版元：上総屋忠助 　滑稽本　８巻（４冊に纏め） 　現存本ではなく明治時代に和漢洋書籍出版所から刊行された複製本。挿絵は第７巻のみ歌川豊国が描く。

復讐大全筆の山物語 　絵：勝川春英 　作：東里山人

出版年：文化４年（１８０７）　　版元：岩戸屋源八 　黄表紙　６冊

源平布引滝 　絵：勝川春英 　作：

出版年：寛政年間　　版元：村田屋次郎兵衛 　黄表紙　５冊

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