初代鳥居清倍は鳥居清信の長男とも弟ともいわれるが確認する資料がない。生年は元禄4年(1691)、没年は正徳6年(1716)とされるがこれも異論がある。いずれにせよ25歳前後で若死にしたことは間違いないようだ。鳥居派を代表する絵師で「ひょうたん足みみず描き」の画法を完成した絵師とされる。2代目は享保9年(1724)に清信の女婿となった清信の弟子(半三郎)が名乗る。ただしこれにも異論があり、清倍の子、あるいは清信の子との説もある。2代目の生年は宝暦3年(1706)、没年は宝暦13年(1763)とされる。
当サイトに掲載した作品の数は少なく、かつ初代の作品か二代目の作品かの区別は私の知識では判定できない。区分せずに鳥居清倍の作品として掲載します。 |