浮世絵 松尾耳鳥斎

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 松尾耳鳥斎 (まつお にちょうさい)

 宝暦元年(1751)頃に大阪の酒造家の家に生まれ、家産を使い果たして骨董商を営みながら絵を描いていたとされる。本姓は不明で、俗称を松屋半三郎といった。狩野派の絵師に学んだとされるが、耳鳥斎の描く絵は略画体で個性的な鳥羽絵で知られている。天明期(1781〜1788)には鳥羽絵で描いた耳鳥斎の扇面が大いにもて囃されたという。肉筆画も多く描いたとされるが、このサイトには掲載はない。享和年間(1801〜)の始めに亡くなったとされる。 

 水也空

 絵:松尾耳鳥斎
 作:
 出版年 安永9年(1780)  版元 八文字八左衛門 
 鳥羽絵 3巻
 耳鳥斎の代表作。三都の芝居俳優を描く

 かつらかさね

 絵:松尾耳鳥斎
 作: 
 出版年 享和3年(1803)  版元 塩屋忠兵衛 
 鳥羽絵 3巻
 上方の年中行事を描く。

 古鳥図賀比

 絵:松尾耳鳥斎
 作: 
 出版年 文化2年(1805)  版元 河内屋幸平衛 他
 鳥羽絵 3巻 

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