礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい)。生年享保20年(1735)、没年寛政2年(1790)。本姓は藤原で土浦藩主土屋家の浪人であったという。両国薬研堀に住み、西村重長の門人であったとの説があるが確証はない。美人画を多く描き、その画風は、始めは鈴木春信の影響を強く受けていたが、次第に独自の画風を確立していった。柱絵を多く描くが、肉筆画に優れた作品を多く残している。天明2年(1782)に法橋に任じられた。 |
|
浮世絵
絵:礒田湖龍斎
|
出版年 版元 |
|
妓者呼子鳥
絵:礒田湖龍斎
作:田螺金魚 |
出版年:安永6年(1777) 版元:
洒落本 1巻 |
|
北里歌
絵:礒田湖龍斎
作:玄味子 |
出版年 版元
北里は吉原のこと。廓の情景に漢詩を添える。 |
|
役者手かがみ
絵:礒田湖龍斎
作:花吸庵(編) |
出版年 安永8年(1779) 版元 伏見屋善蔵
俳諧絵本 1巻 |
|