浮世絵 名所絵(江戸名所)
 
    

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北斎の浮絵 江戸名所

 浮絵とは西洋画の透視画法(遠近法)を用いて描いた浮世絵(錦絵)のこと。奥行きが深まって浮き上がって見えることから名付けられた。浮絵を始めて描いたのは享保年間(1716~1736)に奥村政信とされる。天明期(1781~1789)には歌川豊春や北斎などが浮絵を描いたが、それ以降はあまり描かれなかったようです。掲載の絵はいずれも北斎が江戸の名所を題材として描いたもので、最初の2枚は天明期に、後の3枚は不明です。

東叡山中堂之図 
絵:勝春朗(北斎) 版元:永寿堂西村屋 


浅草観音雷門  
絵:勝春朗(北斎) 版元:永寿堂西村屋


神田明神 お茶の水の図
絵:北斎 版元:伊勢屋利兵衛 


芝愛宕山遠見之図  
絵:北斎 版元:伊勢屋利兵衛 


富賀岡八幡宮の図  
絵:北斎 版元:伊勢屋利兵衛 

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